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遺言書はどう書けばいいの?

みなさんこんにちは。

今回のテーマは、「遺言書はどう書けばいいの?」です。

相続人間の財産の争いを防ぐために、あらかじめ遺言書にどう分けるかを書いておくことは非常に有効です。
それは、残された側も、「親が言っているなら・・・」と受け入れやすいからです。

 

遺言書には、一般的に、
「自筆証書遺言」「公正証書遺言」の2種類があります。


費用等がかからず、手軽なのは「自筆証書遺言」のほうですが、
書き方については、気を付ける点が多々あります。

たとえば、ワープロ打ちは認められず、全文自筆で作成する必要があります。
また、日付、署名、押印は必須で、その遺言を遺族が見つけたときは、
家庭裁判所「検認」という手続きが必要で、
相続人が立ち合い内容を確認します。

 

もう一つの「公正証書遺言」は
全国に約300か所ある公証役場に行って、公証人が作成します。
数万円の手数料は掛かりますが、無効になる恐れがなく、
紛失や偽造の心配もありません。
ただ、書き直すたびに費用がかかるといったデメリットもあります。

 そこで!!!
  ■いきなり公正証書遺言を作成する前に■

① まず所有している財産のリストを作成し、全財産を把握します。

② 次に、そのリストに従って自筆証書遺言を書いてみます。
当然、ここまではお金はかかりません。

③ そして、何年かしてもれなく財産が確定し、
どう分けるかの意思も固まったら公正証書遺言を作成する。

という3段階で進めるのがお勧めです。


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